しつこい営業電話の断り方

コンサルティング

この記事は「しつこい営業電話に困っている人向け」の内容です。

断ってるのに何度もかかってくる場合、もしかしたら相手につけ込む隙を与えてしまっているかもしれません。

ここで教えるフレーズを使えば、断るまでの時間短縮になりますので、しっかり身に付けて営業電話を撃退しましょう。

営業電話の背景

会社や店舗を運営していると高確率でかかってくるのが、セールス目的の営業電話です。

特に開業当初や広告掲載時には、朝から晩までひっきりなしにかかってくるため、接客中だったとしても手を止めなければなりません。

その間に電話が繋がらなければ、貴重な予約や問い合わせを失う可能性もあります。

私は営業する側・営業される側の両方を経験しているため、それぞれの大変さを理解しているつもりですが、なるべくお互いの時間を無駄に消費するのは避けたいものです。

営業電話が減らない理由

電話をかけてくるのは新規営業ばかりではなく、前に一度断った相手の場合もあります。

タイミングを変えればアポイントに繋がるかもと思われており、このような営業電話を減らすには二回目以降かけさせないということが重要です。

そのためには目的や行動心理を知った上で、効果的に相手を突き放さなければなりません。

効果的な断り文句

営業電話の目的は、代表者(決裁者)にアポイントを取ることです。

店舗や事務所にいなくても繋がるまでかけてきたり、電話をなかなか切らせてくれず、仕方なく会う約束をしてしまったという方もおられるのではないでしょうか?

貴重な時間を無駄にしないためにも、営業目線で「こう言われるともういいかな…」と諦めさせる断り文句を紹介します。

二度とかけてこないで下さい

「今忙しいので」という言葉はよく使われがちですが、「いつなら空いていますか?」と日時をひたすら聞いてくるため、実はあまり効果的な断り方ではありません。

上手くかわそうとするとキリがないので、電話自体が迷惑であるとはっきり伝えましょう。

ただし、周りのお客様にも聞こえる可能性があるので、決して怒鳴ることなく冷静に伝えるのがポイントです。

代表はここに来ません

電話に出ると高確率で「代表者様はいらっしゃいますか?」と聞かれると思います。

契約時に代表者の署名捺印が必要なケースが多く、担当者や責任者の方がいたとしてもすっ飛ばしたいのが本音だからです。

「外出している」や「席を外している」と答えてしまうと「本日はいらっしゃいますか?」と度々かかってくるので、そもそも来ないから電話をかけても無駄だと思わせましょう。

ネットの予約表などで店舗にいることが明らかな場合は、「二度とかけてこないで」のフレーズで対応すればOKです。

コンサルがいるので結構です

コンサルがついている相手だと、あえて積極的にアプローチしようとは思いません。

なぜなら相手の知識が全くないというということは考えにくく、納得させるにはそれなりの根拠が必要だからです。

もし代表者にアポイントが取れたとしても、一度相談してから決める流れになりやすいので、即決を狙う営業からするとデメリットしかないでしょう。

資料を送って下さい

電話や直接会うのは嫌だけど、とりあえず内容は確認したいと思う人向けです。

そこまで本気ではないと、わざわざ手間をかけてまで送ってこないので、相手をふるいにかける意味もあります。

実際に送られてきた場合は「確認してもらえましたか?」と後日電話がかかってくるので、そもそも検討するつもりがなければ、先に紹介したフレーズで最初から断りましょう。

この記事を書いた人

折崎 和真

折崎 和真

scyan(シアン)代表 / Webコンサルタント。山口県出身。アパレル販売・マーケティングツールの営業を経て、2020年創業。BtoB・BtoCでの経験を活かし、顧客心理に基づいたWeb制作や広告運用を行っています。認定資格 LINE Green Badge「LINE公式アカウント Advanced」「LINE広告 Advanced」取得。

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