ホームページは独学で作れる?

ホームページ制作

この記事は「独学でホームページ制作に挑戦したい人向け」の内容です。

実は私も独学でホームページ制作を始めたのを転機に、未経験からスキルを身に付けて起業しています。

そんな実体験をもとに、勉強を続ける秘訣や失敗談などを紹介するので、少しでも前向きにチャレンジするきっかけになれば嬉しいです。

ホームページ制作のきっかけ

私は元々マーケティングツールの営業出身で、製品を導入したお客様から問合せや質問を受けることが多々ありました。

しかし、現場の要望をメーカーに問合せても「仕様なので変更できない」と言われることがほとんどで、結局システムの根幹に関わる部分は変更したくてもできません。

いずれ自分で作ったものを提供できたら痒い所に手が届くと思ったのと、制作もできた方が提案の幅が広がると思い、間も無くしてHTMLとCSSの勉強を始めました。

ホームページ制作の勉強法

独学と言うと聞こえは良いかもしれませんが、当時ネットで調べると「大半の人が挫折する」といった情報を目にしました。

教えてくれる人が身近にいないというのもありますが、本人に適正があるかないかも一つの要因かなと思います。

そこそこの好奇心があり、勉強が嫌いではないレベルでないとおそらく続きません。

ここでは独学でホームページ制作を始める際の心構えとして、勉強を継続するために必要なことをお伝えします。

① 学習の目的を明確にする

学校のように誰かが教えてくれる環境だと都度質問できますが、独学だとなかなか先に進めないということもあります。

ちなみに私は「オンライン学習ツール+分からない時はGoogle検索」から始めました。

ここで一つ失敗したのが、知識量を優先して覚えることに時間を費やしてしまったことです。

コードを書いてデモサイトを作っていくのですが、段々とカリキュラムを進めることに達成感を覚え、いつの間にか応用の効かない丸暗記になってしまいました。

HTMLやCSSの記述をテストされる訳ではないので、コードをただ覚えるというよりは、構造や仕組みを理解する方に力を注ぎましょう。

最初はテンプレートが用意されているツールで完成形をイメージしつつ、装飾のコードを調べる→書いてみる→反映させるの繰り返しがおすすめです。

独学は誰でもつまずきがちなので、勉強を継続する目的や面白そうといった興味の有無に左右されると思います。

「こういうサービスを作りたい!」とか「スキルを身に付けたい!」とか、きっかけはどんなことでも構いません。

② いきなり完璧を求めない

誰しも当然ですが、最初は思い通りのものなど作れません。

デザインがなんかパッとしないとか、自分で作ったものであるにも関わらず不満だらけです。

スキルが追いついていない時期なので葛藤はありますが、実践を繰り返せば自分のイメージを形にできるようになっていきます。

一週間考えてもできなかったことが一つの情報で解決することもあるので、スキルが追い付くまで焦らず、気持ちを保つことが大切です。

③ 自分のペースで続ける

働いている人であれば、仕事が終わってから勉強時間を確保しければなりません。

だからこそ興味や目的が必要なのですが、段々と勉強が嫌になることもありますよね。

こういった壁にぶち当たった時、私は我慢してストイックにやるのではなく、気持ちにゆとりを持った方が長続きすると考えています。

ひたすら考えても答えが出ない日はあるので、そんな時は睡眠で頭をリセットしてから答えを探しましょう。

「分からんものは分からん!」と開き直るくらいの方が気が楽です。

これをやらないと次に進めないという方法は極力避けて、自分の理解できるところを進めることが独学の継続に繋がります。

関連記事一覧