この記事は「ホームページのドメイン選びで迷われている人向け」の内容です。
ドメインは安易に変えるものではないため、ポイントを押さえた上で後悔しないよう選ばなければなりません。
ホームページ制作が初めてだと色々迷うこともあると思いますが、ドメインの基本から選び方までまとめているので、参考にしていただけたらと思います。
ドメインはインターネット上の住所(URLの一部)で、〇〇.com(ドットコム)や、〇〇.jp(ドットジェーピー)と聞くと馴染みがあるかもしれません。
ホームページの公開やメールアドレスを取得する際に必要となるので、まず最初にドメイン名を決める必要があります。
何となくやお任せでドメインを決めてしまい、後でこうしとけば良かった…とならないためにも、年間維持費やビジネスとの関連性などを考慮するようにしましょう。
独自ドメインは自分で名前を決められるオリジナルのドメインで、取得するメリットとして以下の3つが挙げられます。
インターネット上に城を築くと言ったら大袈裟ですが、自分で考えた名前の住所だと思えば愛着が沸くかもしれません。
最初はドメインのパワーもゼロなので、数ヶ月は検索結果に表示されにくいですが、長い目でホームページを育てていくなら独自ドメインの取得がベストです。
トップレベルドメインとは.comや.jpなど、ドメインの末尾にあたる部分です。
.net(ドットネット)や.biz(ドットビズ)など選択肢はありますが、空きがあれば.comか.jp、法人の場合はco.jpに絞ると良いでしょう。
一般的な馴染みやすさと年間1,000円前後のコスパを考えると.comが人気ですが、よく目にする名前は既に取得されていることも多いです。
.jpは日本在住を表すドメインで、co.jpは法人しか取得できないため、信頼性を得られやすいというメリットがあります。
いずれのドメインも空いている場合は、ビジネスのイメージやURLの見た目で決めてOKです。
サブドメインは独自ドメインから割り振られたドメインで、無料のホームページやECサイト作成ツールを利用すると、URLにサービス名などのドメイン名が含まれます。
例えば、Googleマイビジネスで作成できるページだとbusiness.site、Wixで作成するとwix.comがURLの末尾に付きます。
メインドメインの実績によって多少の恩恵を受けられる場合もありますが、万が一サービスが終了してしまった場合、URLを引き継げなくなるので注意が必要です。
有料プランで独自ドメインが使える場合もあるので、費用がかかっても極力取得されることをお勧めします。
ドメイン名を決める際は自身が納得いくことも大切ですが、Webサイトを訪れる人が馴染みやすい名前を付けるようにしましょう。
具体的には以下のポイントを押さえておけば大丈夫です。
ちなみに私のホームページも屋号のscyanをそのまま使ったドメイン名になります。
名前の後ろはscyan.comよりもscyan.jpの方が締まって見栄えも良かったので、維持費が2,000円多くかかっても.jpを選択しました。
会社名や店名をドメインにすると、シンプルで認識してもらいやすいのがメリットです。
また、英単語やローマ字にすると長くなってしまう場合は、略称やサービスの内容が分かる名前にします。
例えば、scyanデザイン事務所(仮)→ scyandesignofficeだと長過ぎて読みにくいので、scyandesignのように略した方が分かりやすいと思いませんか?
このように引き算によって見た目のバランスが良くなるので、屋号やサービス名が長いと思ったら一度試してみてください。
日本のWebサイトでは○○-himeji.comのように、名前とエリアなどをハイフンで区切ったドメインをよく見かけます。
これには以前から様々な見解がありますが、他のキーワードを入れないと識別できない=既に同名のものがあるということにもなります。
個人的には簡潔なURLの方が名前だけに目が向きやすいので、特にこだわりがなければハイフンなしをお勧めします。
これから屋号やサービス名を考える方は、この辺りも考慮して決めると良いかもしれません。