この記事は「ホームページのタイトルに迷われている人向け」の内容です。
ホームページのタイトルは何を優先させたいかによって考え方も変わってきます。
検索上位を狙うのであればキーワードが優先ですし、クリック率を上げたいのであればキャッチコピーが重要になります。
あまりコロコロ変えるのは良くありませんが、まずはスタンダードな方法でタイトルを作っていきましょう。
ホームページが検索結果に表示された時、一番最初に見られるのがタイトルと説明文です。
※説明文に関しては『メタディスクリプションの書き方』で解説しています。
会社名や店舗名で検索すると確実に見てもらえますが、キーワードで検索された場合、クリックされるかどうかの判断基準は表示順位やタイトルの内容になります。
今回はホームページのタイトルを決める際に注目すべきポイントについて解説します。
タイトルの文字数に関しては、閲覧時にスマホとパソコンで異なります。
まず、スマホで何度か検索した結果、20文字前後で折り返されて35文字くらいまでが表示されています。
35文字以上はサイトによって表示されているものと続きが…になっているものがあり、はっきりとした統一性がありませんでした。
パソコンの検索結果だと30文字が表示されるボーダーラインだったため、スマホとパソコンの両方で確実に表示させたい場合は、30文字に収まるタイトルにしましょう。
タイトルを決める際は、事業やサービス内容がひと目で分かるものにする必要があります。
限られた文字数の中で伝えようとすると、“〇〇(エリア)で■■(事業内容や困りごと)なら〜 ”のようになってしまいがちですが、分かりやすく伝えるという目的からすると間違いではありません。
優先的に使用するキーワードを決めた上で、どのような文章にするか考えましょう。
これまで紹介したホームページタイトルのデメリットとしては、競合他社と差別化がしにくい点です。
タイトルにキーワードを入れることで関連性を持たすことはできますが、競合の少ないキーワードであれば下層ページやカテゴリーに入れるだけで十分な場合もあります。
サイトタイトルには最も上位表示したいキーワードに絞り、エリアと合わせて2〜3つまでにすると良いでしょう。
そこでポイントとなるのが、キーワードの引き算とバーティカルバーの活用になります。
このサイトに当てはめると、“姫路・明石のホームページ制作ならscyan” となり、さらに読み仮名(シアン)を付けます。
Webコンサルティングもメインの事業ですが、キーワードの検索ボリュームがほとんどないため、ホームページのタイトルには入れません。
“姫路・明石のホームページ制作ならscyan(シアン)” となり、これでタイトルの大枠はできました。
キーボードの¥マークを見てもらうと、同じキーに縦棒|があると思います。
バーティカルバーといって、これでタイトルを区切ることでスタイリッシュになります。
ここでよく議論されるのが全角|を使うか、前後にスペースを入れて半角 | を使うかということです。
半角派が多いような印象がありますが、半角だと配置した時に他の文字より中心が下がって見えます。
また、Yahoo!では全角|が強制的に半角になってしまうという情報もありますが、実際に検索してみると全角表示のままでした。
いずれにしても、個人的には微妙なズレが耐えられないので全角にしています(笑)
以上を踏まえて完成したのが、姫路・明石のホームページ制作|scyan(シアン)というタイトルです。