この記事は「ホームページ制作の費用で失敗したくない人向け」の内容です。
ホームページ制作は安くても数万〜数十万という料金設定のため、多くの方がなるべく損したくないという気持ちをお持ちだと思います。
費用の相場や販売方法を知っていると足元を見られずに済むので、知識を持ってどこに依頼するか検討することが可能です。
ホームページ制作を依頼する際に、その効果と同じくらい気になるのが費用だと思います。
実際に経営者の方とお会いすると、「ホームページって高いんでしょ?」「業者によって金額が全然違う」といった声をよく聞きます。
何十年も前から存在するホームページですが、なぜ費用の相場に関してはこれほど浸透していないのでしょうか?
① 見積もりのみで公開しない
以前の記事『ホームページ制作の選択肢』でも書きましたが、ホームページ制作において最も大きなコストが人件費です。
どんなホームページにしたいかによって工程も変わってくるため、充実したものを作ろうとすると人件費が多くかかってしまいます。
オーダーメイドといえば聞こえは良いですが、その分コストに関しては上限がないので注意しましょう。
② フリーランスと制作会社で異なる
フリーランスは人件費が自分一人なので、少ないページであれば数万円〜依頼できる場合もあります。
個人のスキルや実績にもよりますが、5〜10ページ程度のホームページであっても20万〜30万円で依頼できるでしょう。
制作会社は携わる人数が増える分、費用の相場はフリーランスより高めです。
小規模な会社であれば30万〜50万で依頼できるところもありますが、SEOを含めた完全お任せだと100万円を超えるところもあります。
③ 制作ではなくシステムを販売
ホームページ制作会社には、文字通り「制作」を行っているところと、ホームページやランディングページと称して、CMSなどのシステムを販売しているところがあります。
※CMSに関してはこちらの記事をご覧下さい。『CMSとは?』
両者の料金体系としては、以下のようなケースが多いです。
前者は「ホームページ制作費を現金一括+月額サポート費」
後者は「システム購入費をローンで分割+月額サポート費」
意外と「何に対して費用を支払うか?」という点を見落としがちなので、総額とサポート内容に着目して比較検討すると良いでしょう。
ホームページは作ってすぐ効果が出るものではなく、継続的な運用によって検索結果に反映されていくものです。
制作に多大なコストをかけた結果、運用するための予算が尽きてしまった…とならないために、今後の戦略を踏まえて判断しましょう。
ご自身で運用を行いたい方は、サーバーをレンタルしてWordPressで制作すれば、毎月かかる保守費用を抑えられます。
ただし、プラグインの更新やテーマファイルの編集による不具合は対応してもらえない可能性があるので、契約時にきちんと確認しておくことが大切です。